Service
工法紹介
あと施工アンカー工事
樹脂カプセル型、現地調合型からセメント型無機系アンカー設置まで、工事内容、現場状況に合わせて強固なアンカーをご提案します。
適応対象・用途
- # コンクリート構造物
- # グラウト工法
- # 引張試験
工法バリエーション
有機系アンカー
樹脂カプセル型
樹脂・骨材・硬化剤がカプセルに密閉されている為、施工のバラツキがありません。速乾性にすぐれています。(温度により異なります)
施工工程
- アンカー取付部分を穿孔し、構内清掃する。
- 固定成分を含んだ樹脂カプセルを挿入します。
- アンカーを打ち込み、または回転打撃を与え、カプセル内の固定剤を化学反応させ、アンカーとコンクリートをがっちり固定させます。
現地調合 注入型
ボルトの形状が自由に選択できます。L型やフック型の形状に最適です。機械設置後に注入できますので高い精度で施工できます。樹脂の硬化は時間を要します。(温度により異なります)
施工工程
- アンカー取付部分を穿孔し、構内清掃する。
- 固定用樹脂を調合し、注入する。
- アンカーボルトを挿入する。
現地調合 カートリッジ型
無機系アンカー
セメント型
引張試験
(引抜試験)
あと施工アンカーの施工後に行なう試験です。
施工計画書通りに施工が行なわれているかを以下の項目、装置を用いて試験・検査します。
項目 | 判断基準 | 試験・検査方法 | 時期・頻度 |
目視検査 | アンカー種類・径・施工位置・本数・角度・突出寸法が、施工計画書および施工確認シート通りであること。接着系アンカーでは、接着剤が母材表面に達していること。 | 目視で確認 | 全般 |
接触検査 | がたつきのないこと。接着剤が硬化していること。 | 直接手で触り検査 | 全般 |
打音検査 | 金属音であり、濁音しないこと。適度の反発があること。 | アンカーの出しろ部分をハンマーでたたく | 全般 |
非破壊試験 | 抜け出し等の変位がないこと。 | 設計用引張強度に等しい荷重または耐震補強工事の場合には、予想破壊荷重の2/3まで加力すること。 | 全本数の0.5% 少なくとも3本以上 |
※日本建築あと施工アンカー協会(JCAA)アンカー講習テキストより抜粋